リグニンは木質素ともいい、セルロースと共に細胞壁を堅固にする効果があります。
野菜などの植物には少なく、ココアや豆類、またイチゴや梨におおく含まれており、胆汁酸を吸着して排泄を促す効果があります。
胆汁酸の原料はコレステロールで、胆汁酸がリグニンによって排出されると、不足した胆汁酸を補おうと体内ではコレステロールを消費して胆汁酸を作るので、コレステロールが減少することに繋がります。
またリグニンは不溶性食物繊維なので、胃で水分を吸収して膨れ、腸壁を刺激して蠕動運動を促し排便を促進します。便もリグニンが水分をたっぷり含んでいるので柔らかく排便しやすくなっています。
便が腸を通る時に発ガン物質を大腸で吸着して一緒に排出するで、大腸がんの予防にも効果があります。
またリグニンポリフェノールが集まった食物繊維ですが、このポリフェノールの効果が一番得られるのがココアです。ココアには抗酸化作用があり、細胞の老化を防止する働きや、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがありますが、これらはココアに含まれるリグニンによるものです。
リグニンはココアのカカオ豆の他にピーナッツや緑豆などの豆類によく含まれています。またチョコレートにも含まれておりカカオ濃度の高いものほどリグニンを含んでいます。カカオにはリグニンだけでなく、セルロースやヘミセルロースも含まれており、豆ごと飲むことになるココアは非常に食物繊維豊富です。
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