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食物繊維の基礎知識

不溶性食物繊維

不溶性食物繊維IDF (water-insoluble dietary fiber)とは、植物細胞の外側の細胞壁をつくっている成分で、水に溶けないという性質がありますが、水に溶けない分水溶性食物繊維よりも保水力があり、体内の水分を吸収して10倍にも膨れるという特長があります。

この細胞壁は、セルロースやヘミセルロース、ペクチンの多糖類と、リグニンで作られ消化器系疾患の予防と改善に効果を発揮し、甲殻類の外骨格から得られるキチンやキトサンも不溶性食物繊維の仲間です。

水分を吸収して膨らみ、大腸内の有害物質を体外に排出する働きや便の容積を増やして、水分で柔らかくし、また腸を刺激して蠕動運動を促して排便を促進するため、便秘予防や痔、大腸炎になり憎くする働きがあります。

不溶性食物繊維は排便をスムーズにするだけではなく、大腸内を通過するときに、水銀やカドミウムのような有害ミネラルや、発ガン物質と言われるダイオキシンなどの有害物質を吸着し、一緒に排泄してくれる働きもあります。

不溶性食物繊維が腸を刺激することで、排便を促すだけでなく腸の免疫機能を高める効果があることもわかってきました。また水分を吸収して膨らむので、腹もちがよくダイエットにも効果的で水に溶けにくいので多く摂取しても下痢になりにくくあります。

不溶性食物繊維はいんげんや小豆などの豆類や、しいたけや特にきくらげなどのキノコ類、野菜ではごぼうを始め切干大根などに豊富に含まれています。

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