難消化性デキストリンは現代人の食物繊維不足を補う為に、トウモロコシや馬鈴薯のデンプンを消化酵素のアミラーゼでブドウ糖などに加水分解した後に残る、未分解物を取り出して生成した水溶性の食物繊維で、人体に取り込んでもほとんど消化吸収されません。未完熟なバナナや生米に含まれるレジスタントスターチの一種です。
特定保健用食品においてメタボリックシンドロームや糖尿病に効果があると言われ、血糖値の調節、コレステロールや中性脂肪の低下効果などが期待でき、食物繊維として整腸作用があるので便秘の改善があります。
また習慣的に難消化性デキストリンを摂取することで、体内の糖コントロールを正常にできるようになる改善効果も期待され、WHO(世界保健機関)でも難消化性デキストリンは一日の摂取量の上限を明確に定める必要のない、極めて毒性の低い食材としており、食物繊維でありながら過剰摂取による下痢などの症状が起こるとは報告されていません。
難消化デキストリンは食後の糖の吸収を抑えることで血糖値の上昇を抑えますが、脳のエネルギー源であるブドウ糖などの単糖類には作用せず、中性脂肪の蓄積や血糖値を上げるショ糖などの二糖類に作用して血糖値の上昇を抑えます。
また体内への吸収率が低いと言われるミネラルのカルシウムやマグネシウム、鉄、亜鉛の吸収を促すことが確認されており、特定保健用食品として安全性が認められ、多くの食品に利用されているので、利用しやすい食物繊維です。
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